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ヘルメット()又はヘルム()は、紋章学において、エスカッシャンの上にあってリースとクレストを戴く、兜を模した紋章の構成要素である。 == 解説 == === 歴史 === 紋章にヘルメットを描くようになったのは12世紀頃からであり、初期のものはバレル・ヘルメットと呼ばれる樽型のヘルメットであった。紋章の中のバレル・ヘルメットはその後15世紀から16世紀頃まで使われ続けた〔。バレル・ヘルメットには細長い隙間のような覗き穴が開いており、そこから外の様子を窺ったため非常に視界が悪かった。紋章の色が非常に限定されており、その色彩もはっきりしたものばかりなのは、視界が悪い中に見えた者が誰であるかを瞬時に知るのは困難であることと無関係ではない。 国によって若干異なるものの、17世紀頃から紋章に示されるヘルメットはバー・ヘルメット (Barred helmet) とバイザー・ヘルメット (Visor helmet) が主流になっていった〔。そのスタイルが爵位や社会的地位によって異なるようになり〔、これらのスタイルは時間とともに、実際の軍用の兜の発展に伴って発展していった〔Woodcock (1988), p. 202.〕〔Fox-Davies (1909), p. 303.〕。しかし、歴史的にヘルメットは特に紋章記述の中には記述されておらず、「固有の権利」の問題として、適切な階級によって自然に描くべきヘルメットが決まったため、ヘルメットの上に置くクレストがなかったとしても、エスカッシャンの上に必ずリースとマントを持つヘルメットを置く〔Fox-Davies (1909), p. 58.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘルメット (紋章学)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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